麻央の顎に転移 海老蔵明かす

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が28日、都内で行われた東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」(7月3~27日)の製作発表に出席した。海老蔵は、乳がんで闘病中の妻でフリーアナウンサー小林麻央(34)の顎にがんが転移したことを明かした。「本当に強い。くじけてもおかしくない状況で未来を見据えて頑張っている」と精神力に敬意を表した。

 

 

 

海老蔵も特製スープを作るなど「何とか栄養をつけて免疫力を上げてほしい」と願う毎日。看病を続けることで「人はどうあるべきかとか、ある種の悟りの境地になっています。歌舞伎にも以前とは違ったスタンスで臨んでいる」と内面に変化が起きたとも話した。

 7月公演は中村獅童(44)ががん治療のために休演。その影響で昼の部は演目が一変した。海老蔵は助っ人として長男の勸玄(かんげん)くん(4)に出演を打診。「出られましぇーん、と言われました」と苦笑いした。

 また、同公演で父・故団十郎さんの弟子、市川右之助(69)の二代目市川齊入襲名披露も併せて発表となった。

 

 

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